最近のあれこれ~ゴージラインの話

最近のあれこれ~ゴージラインの話

皆様こんにちは。

 

仕事初めの疲れが出てくる頃ですが、皆様お元気ですか?

 

初売りセールでは沢山のお客様にご来店いただきまして誠にありがとうございます。

 

セールが終わるとピタっと静かになり寂しい限りです。

吉平です。

 

 

さて販促告知ですが1月18日よりNET企画の抽選が始まります。

内容はErmenegildo Zegnaコレクションから「TROFEO」です。

14マークご用意しております。

合い冬ですが春先秋口も重宝する上品な触りと艶やかさと、しっとり滑りの良い着用感が特徴。

 

大事なプレゼンや食事会など勝負時には持ってこいの服地です。

良い服を着るだけで顔つきも姿勢も変わります。

 

それでモテたら苦労しませんが…。

着るだけでモテる服なんかあればいいですね。

 

脱線しまして、是非皆様この機会にご検討ください。

 

 

 

さてさて、最近のあれこれ。

日本酒の話をしたいところですが、あまり深入りすると吉村商会M氏にツッコまれますので。

 

 

今日はゴージラインの話。

 

 

スーツでいうゴージラインというのは上衿と下衿の縫い合わせ線のことです。

この線の位置を上げ下げすることによってその服の表情は変わります。

 

昔のイージーオーダーではこの線の上下位置や衿幅などはあまり変えず、あくまでお客様の体型に合わせた〔バランス〕でした。

職人が決めた位置、意匠線とも言えます。

 

 

参考程度に。

 

モダンブリティッシュで全体的にすっきり絞ったライン。

 

ゴージラインは高い位置ですが衿先(ラペル先)に掛け寝かしています。

これにより優しく甘い雰囲気に。



衿折れ線の位置は動かさずラペル先までの角度が強い。

 

イージーオーダーでは15年以上前に型紙展開されたモダンブリティッシュ。

胸から上にかけての線は各メーカーに好まれ現状でもよく使われています。

 



クラシコイタリア。

 

ラペル先を肩線とほぼ平行に引いています。

胸廻りの強調と色気のあるラインが人気です。

丸台場も元々はイタリア発祥だそうで、ラペル幅を広げ尚且つ身返し(表地)を沢山使い胸廻りをビルドアップさせています。



 

最後にラペル幅(衿幅)の話。

 

衿幅なんてものは意匠線。それを言ってしまえば世も末ですが、基本はあくまで体型のバランスです。

 

胸の厚い体躯の良い方に細いナローラペルは可笑しいですよね。

逆に小柄な方に10cmラペルもバランス悪い。

 

その辺りのバランスはご相談ください。

 

私はというとそんな体躯はよろしくなく、ただラペルは広い方が好きです。

見栄っ張りなので…。

 

 

細い衿と

 

広い衿

 

どちらがお好みでしょうか。

 

次回誂えられるスーツの参考になれば幸いです。

吉平のスーツを参考にするのは…といったイケズな方も大歓迎です。

 

ファッションは流動的、色々挑戦するのが男です。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

                                吉平

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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