中島みゆきの 糸

中島みゆきの 糸

こんにちは!

 

今日は生憎の雨模様で、憂鬱ですが、最近雨不足みたいですから恵みの雨かもしれませんね。

 

さて、少し肌寒い一日ではございますが、池袋店では本日も2130分まで営業しています!

 

5月にご注文いただいたスーツ達が続々と納品され、検品作業に追われていますが、

ようやく終えたところで、パソコンとにらみっこしているエソラ池袋店高岡です。

 

本日は、鈴木XとミスターXが休みを頂いているため、I氏改め自称プリンセス:今吉氏にお尻を叩かれながら事務作業を勉強していますが、最近ふと耳にした中島みゆきの「糸」という歌が頭の中に反芻されて、歌詞が奥深いなぁと感じました。

 

特に!

サビのところ!

 

「タテの糸はあなた ヨコの糸はわたし」

 

この部分です。

 

生地に携わる業界にいる者の視点として、個人的な主観も織り交ぜながら思ったことを書かせていただきます!

 

その前に、スーツや洋服、テーブルクロス、カーテンなどの素材として「生地」があります。

 

この生地には大まかに二種類に分かれます。

 

それは、「織物」と「編み物」。

(厳密にはもうひとつ「不織布」という織っても編んでもないものがあります。)

 

どちらも糸を使用して出来上がるのですが、

織物は、タテの糸とヨコの糸で織られているもの、

編み物は、1本の糸で編まれているもの、

というように簡単には説明できます。

(その他細かい説明はとても長くなってしまうので、省きます)

 

織物の作り方は、タテ糸を並べて準備して、そこにヨコ糸を通していき生地にしていきます。

その為、ヨコ糸は、間違ったり問題があってもすぐに中止して、変えられますが、

タテ糸の成形は非常に重要で、間違ってしまうと、全部台無しになってしまいます。

 

そこで、話を戻して「タテ糸はあなた ヨコ糸はわたし」という歌詞を聞いて

男、女とか全く関係なく、

タテ糸(自分ではない人)は変わらない時は

ヨコ糸(自分)が変わる(変える)ことで上手くいく、

 そうすれば、だれかの力になることができる。

 

と、そう感じました。

 

ちなみにタテ糸とヨコ糸とカタカナでタテヨコ説明させていただきましたが、

正しくは経糸、緯糸です。

経緯のタテとヨコですね。

読んでいる(書いている)うちに迷子になることがあるので、カタカナでご紹介いたしました。

 

拡大するとタテの糸とヨコの糸がはっきり見えます。

 

 

 

 

サマーセールもあと残すところあと10日程になってまいりました!

 

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皆さんのご来店を心よりお待ち申し上げます。

 

エソラ池袋店 高岡

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