オーダースーツを楽しもう

こんにちは。

 

ドーチカ店です。

 

このところ、冬に戻ったかと思うくらい寒い日が続きましたね。

 

ついエアコンのリモコンに手が伸びておりましたが、

 

それもそろそろ落ち着きそうです。

 

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

 

今回のブログテーマは「気温で考える生地の選び方」

 

本日は2/18ということで2月も中旬です。

（月日が経つのはなんと早いものでしょうか。この間、年が明けたはず…。）

 

街のショウウィンドウもすっかり春らしい仕様で、

 

ペールトーンの色味や軽やかな素材を使った服がよく見られるよう

になりました。

 

皆さんはチェックされているブランドやアイテムはありますか？

（私はニット大好き人間なのでニット素材全般と、

スニーカーも欲しいかな、なんて全身コーディネートを妄想中です。）

 

これだけ寒いと買うのはもう少し暖かくなってからでいいかな。

 

と、思われる方も沢山いらっしゃることでしょう。

 

 

しかし、皆さんもご存じとおり“オーダー”はそういうわけにはいかないんですよね。

 

なんていったって只今の通常納期は【4/12】以降。

 

下手したらもう桜が散ってしまうかもしれない時期に仕上がってくることになります。

（色々な理由でお時間をいいただいております。）

 

ただ全ての生地がではありませんのでご安心ください。

 

BIGVISIONでは7Days（関西は8Days）で仕上がる生地のご用意もございます。

 

『スプリングフェア　＆　7Daysフェア』は今週末（2/18）まで。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、

 

これからの暖かくなっていく季節はもちろん

 

気温の変化に合わせて生地（スーツ）を選んでいただけるよう

 

簡単にお話してまいりたいと思います。

 

 

【気温で考える“スーツの選び方”について】

 

 

気温：12度～23度（秋）

 

秋は季節感を意識したふっくらとした風合いや、

 

あたたかみのある色合いの生地で

 

更にスリーピースで仕立てることを強くお勧めします。

 

暖かく（実用的）こなれた（洒落感）雰囲気のスーツに仕上がりますよ。

 

ジャケパンにも対応できるバーズアイやハウンズトゥースが人気の柄です。

 

◇メーカー◇

 

TALLIA　　HONEY WAY

Loro Piana　　AUSTRALILS

Ermenegildo Zegna　　TROFEO

 

 

 

気温：11度以下（冬）

 

内勤の日か外回り等の移動が多い日なのかも判断材料の一つです。

 

お仕立てされる際は、しっかり目の詰まった風を通しにくい生地、

 

フランネルやサキソニーの起毛感ある生地がお勧めです。

 

冬物のほとんどが綾織や繻子織のため

 

見た目では透けにくい（空気を通しにくい）のが特徴です。

 

 

◇メーカー◇

 

葛利毛織

Ermenegildo Zegna　ERECTA

FOX BROTHERS

 

 

 

気温：12度～23度（春）

 

春は一年の中で一番色合いに気を遣う、気を遣いたくなる季節。

 

ベージュやピンク、イエローやグリーンといった

 

カラフルなシャツを着たりネクタイを締めることを想定し、

 

スーツは無難な無地で仕立てるのも手です。

 

綾織の穏やかな光沢感があるもので“慶事用”として1着。

 

普段使い用には肌との設置面積が少ないざっくりとした生地がお勧めです。

 

◇メーカー◇

 

TALLIA DI DELFINO　　Napoli Super130’s

CANONICO　　21micron.

 

 

 

気温：25度以上（夏）

 

夏物のほとんどは平織で光にかざすと透ける程ですが、

 

何を着ても暑いのが夏です。

 

着込むことで体温が調節できる他の季節とは違う夏は、

 

リネンやコットン等の天然繊維はもちろん、

 

化学繊維混紡の機能性素材が頼りになります。

 

見た目（清涼感）と着心地（べたつかない）のバランスの取れた生地で

 

少しでも快適な夏を過ごしましょう。

 

 

◇メーカー◇

 

REDA　　ACTIIVE

COOL DOTS

CORDURA

 

 

※すべてイメージ画像です。

在庫が無い場合もございますのでご了承くださいませ。

 

 

以上、簡単ではございますが

 

気温で考える“生地の選び方”についてお話しいたしました。

 

お勧めの仕様についてもお話したいところですが、

 

これはまた次回以降ということで…。

 

 

皆さんはこれから春に向けてスーツを検討中だと思いますが、

 

お仕立てなさる際のポイントとして一つ言えることは、

 

スペアパンツと同じくらいベストも必須ですよ！ということ。

 

寒い季節に限らず春夏でも是非ベストのお仕立てをご検討ください。

 

過去Blog『ベストが必須の季節ですね』

 

 

私も何作ろうか～と思ってはいてもなかなか仕様を決められず、

気になる生地の在庫は確認する度になくなっていく状態…。

社員だからといって納期も優遇してくれないので

皆さんと一緒に“早めに”取り掛かりますよ！

今週…いや、来週中にはきっとオーダーしてみせます。

 

さて、今年の春は何を着ようか。

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