体に合わせるとは | ビッグヴィジョン

皆さんこんにちは。

漸くこの季節らしい気温になってきました。いつまでも暑いと四季を感じられませんし、第一スーツが売れません（(;´д｀)トホホ

季節というと中秋の名月ですが、天気が良くなかったので先日のハーベストムーンは見られませんでした。今回の満月はスーパームーンだったので残念です。ですが、今年は11月5日と12月5日もスーパームーンが見ることが出来るので、あと2回のチャンスにかけましょう。

さて、今日は新規でスーツのご注文を頂いたお客様のご紹介です。

ご来店の際、仕上がりを大変気にしていらっしゃいましたが、それは「衿が浮く」という事例でした。既製服はもとよりパターンオーダースーツでも、同じ症状が出るのだそうです。

こんな場合どうするのかというと、「ゴージカット」という補正を活用します。これは衿裏の身頃にダーツを入れて、立体的に凹凸をつけ胸の高さを出す。　というものです。

この補正をせずに衿の浮きを無くそうとすると、結果的にゆとりが大きくなりすぎて「なんか大きい」とか「なんかカッコ良くない」スーツになってしまいます。

で、今回は

無事仕上がりました。

衿の裏側の様子です。※今回のスーツのゴージカットとは違います。

お客様も満足されたようで、「こちらでオーダーして良かった」と仰って頂きました。フィッター冥利に尽きるお言葉でした。

では、今日はこの辺で失礼いたします。

Big-vision東銀座店　　古谷

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