オーダーコート先行受注会のご案内(8/10〜8/31)

コート受注会イメージ画像

夏真っ盛りのこの時期に「えっ、コートは未だ早いよ!」とお思いでしょうが、この時期だからこそゆったりとした店内で、拘りのオーダーコートを仕立てませんか。 オーダースーツを着ている方でも、コートは既製品の方が多いかと思います。 ジャストフィットのスーツだからこそ、コートもフィットした1着をオススメします。

また、クラシックスタイルが注目されている中、上質なカシミア生地で仕立てるオーダーコートは、流行に左右されない愛着の湧く一生物のアイテムとなる事でしょう。

    ※ お届けは11月以降になります。
      店舗によって夏季営業日が違いますので 夏季営業日一覧 でご確認ください。

(伊)エルメネジルド・ゼニア について

■ Ermenegildo Zegna ■


イタリアを代表する世界的ファッションブランドで、世界各地にショップ展開をしており超高級ブランドとしてエグゼクティブクラスの方から絶大な人気を博しています。

今から100年以上前の1910年にイタリアのアルプス山麓に位置するトリヴェロの地に毛織物工場を設立したのが「エルメネジルド・ゼニア」の始まりです。この周辺は多くの繊維工場が集まっていることで知られており、ミネラル成分が少ない超軟水のアルプスの湧き水を使うことで、原毛が持つ自然な柔らかさや生地の風合いがより引き出され、耐久性も高い上質の服地が生み出されます。

また、創業者のエルメネジルド・ゼニア氏は、自社工場で生産される生地は「世界で最も美しい」ものでなければいけない、と考え、「原毛」に注目しました。そこで、納得できる高品質の原毛を手に入れるため、原毛を原産国から直接買い付ける自社独自の原毛調達ルートを構築しました。このように服地に対する高い美意識と歴史、それらに培われた技術を持つゼニア。まさに最高の品質の服地を生み出してる服地メーカーです。

これだけのクオリティーの物ですから、仮縫いを入れたハンドメイド仕立てをご希望される方もいらっしゃると思います。ご希望の方は、ハンドメイド工賃+70,000円の168,000円でご提供いたします。

ゼニア本社画像1
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ゼニア本社画像2
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ゼニア本社画像3
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ゼニア本社画像4
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カシミア100%、豊富なカラーバリエーション

■ カシミヤ 100% ■


インドのカシミール地方に生息する山羊の一種で その毛は極めて細くてやわらかく、独特のぬめりをもち、深みのある色調が特徴です。 優雅な光沢感とソフトな感触、すぐれた保温性、どれをとってもカシミヤを上回る天然素材はありません。 生産量の極めて少ない高級素材となります。

■ 豊富なカラーバリエーション ■


本年は、紺・黒・グレイ・明るいグレイ・キャメルと 5色ご用意いたしました。

商品の風合いは全店舗にて大きめの生地サンプルをご用意しておりますので、そちらでご確認下さい。

エルメネジルドゼニアカシミア100%生地紺
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エルメネジルドゼニアカシミア100%生地黒
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エルメネジルドゼニアカシミア100%生地グレイ
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エルメネジルドゼニアカシミア100%生地明るいグレイ
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エルメネジルドゼニアカシミア100%生地キャメル
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スタイル

コートデザイン画僧

■ チェスターフィールドコート ■

テーラード然とした作りが魅力のチェスターフィールドコート、トレンドに流されず一番スタンダードなデザインで、ビジネスにフォーマルにも通用する王道の1着です。タキシードを着て会場に到着し、おもむろにクロークにカシミヤのチェスターフィードを預けるものオシャレですね。オプションでダブル(+10,000円)にすれば、より重厚な大人の雰囲気が漂います。

■ ステンカラーコート ■

ステンカラーは首元近くまで留められるデザインで、ベーシックでシンプルですが一番飽きの来ないデザインです。第一釦を留めて衿を立てると少々の雨風(あめ・かぜ)を凌ぐことができ、体温を保護することが出来ます。スーツの上に着るのはもちろん、厚手のニットの上に羽織ってカジュアルにも着こなせる便利なデザインです。セットインスリーブとラグランスリーブが選べます。

■ バルカラーコート ■

バル・カラーとは、上記のステンカラーの第一ボタンを外して折り返した形をしている襟のことです。 バルマカーン・カラーの略称で、チェスターフィールドコート、アルスターコートの襟と形が違い 折り襟の下襟が上襟に比べて小さいのが特徴です。オーソドックスな大人イメージのコートです。 セットインスリーブとラグランスリーブが選べます。

■ アルスターコート(+10,000円) ■


元来は軍服由来のコートで、大き目の襟(アルスターカラー)、背中のインバーテッドプリーツやバックベルト、袖の折り返しなどが特徴的で、重厚な雰囲気のあるとても凝ったデザインです。

ビジネスシーンはもちろん、 カジュアルシーンでも少しグレード感のある大人の雰囲気を醸し出します。


■ セットインスリーブ・ラグランスリーブ ■


セットインスリーブコート(左)


一般の背広の袖に見られるような身頃と袖を付け合せたタイプの袖です。
下にビジネススーツなど、肩パッドのあるジャケット着用時のコート用の袖としては、肩パットが重なるのでラグランスリーブが良いとされていましたが、スタイリッシュなタイトなラインが主流となった近年、コートの肩のラインの主流となっています。

ラグランスリーブコート(右)


袖がスーツのような肩先から付いているものではなく、肩の付け根から袖が付いているタイプのコートを言いますが、チェスターフィールドコートと比べるとゆったり目好みの方に向いたデザインです。
落ち着いた大人のイメージのコートになります。

お買い得な理由

■ 縫製工場の協力 ■

ニッパチと言われる2月と8月は縫製工場の閑散月で、特にオーダースーツの工場はお客様からの注文が入らないと工場はヒマになります。 当社の工場では縫製技術アップのための技術特訓などを行ったりしてますが、それでも経費はかかりますから工場経営としては大変な月です。
そこで、縫製工場の設備を遊ばせてしまうのは勿体無いということで、縫製工賃を大幅にサービスしてもらうことでこのイベントができるようになりました。

また、8月の暑い時期にコートのイベントを行うにはもう1つ事情があります。 「10・11月の繁忙期になるとコートのオーダーが集中して、すぐ納期遅れになりお客様にご迷惑をかけてしまう」という事情です。 今回のイベントでお受けしたオーダーコートは11月のお届けとさせて頂く事により、注文の集中による納期の遅れを防げて お客様にご迷惑をお掛けしないで済むという事が可能となります。

お客様にお買い得価格でのご提供が可能となり、工場を遊ばせることなくスケジュールが立てられるという、 双方のメリットを考えたイベントとなっています。



■ 生地の仕入れ努力 ■

先述のような事情で縫製工場にも協力いただき最大限工賃を割引いただきましたが、お安く出来る事情はそれだけではありません。

本年も、なんとか随分安く入手することができました。 ご存知の方も多いと思いますが、カシミヤは中国の内モンゴル地方等で採取されますが、昨今の円安、人件費高騰等の事情で非常に価格が高騰しています。また、カシミヤなどの供給量が限られた素材は、景気動向で価格が左右しますが、ここ1〜2年は価格は高止まりしています。

そんな中、当社は毎年安定的に同社から生地を購入している実績を評価され、今年もお値打ちなお値段で生地の仕入れができました。 だからこそ出来るこのお値段です。

追加オプションで、更にグレードアップ

※ゼニア指定の裏地・釦、カスタム仕立て(お台場仕立て・キュプラ裏地・本水牛釦・ピックステッチ)など拘りのオプションをご用意しています。

■ ゼニア裏地(20,000円)、釦(5,000円) ■


ゼニアのロゴが入った釦は着る人のステータスをさりげなく主張します。
また、チラッと見えた時の裏地にゼニアのロゴ!男の拘りを見せる粋な演出となる事でしょう。



■ カスタム仕立て 10,000円(お台場仕立て・キュプラ裏地・本水牛釦・ピックステッチ)■


お台場
お台場仕立て

キュプラ
キュプラ裏地

本水牛
本水牛釦

ピックステッチ
ピックステッチ


コートの内側、内ポケット周りを表地で包み込むお台場(本台場)仕立て。 語源は海上砲台(台場)に形が似ていたからその愛称が付いたとも言われております。
内ポケットを表地でくるむことで安定感が増し、表地を大きく沢山使用することで贅沢に見せるという点から、古くからオーダー向け仕立ての代表格とされています。

キュプラ裏地はさりげなくオーダーの拘りを主張するアイテム。

本水牛釦は1つ1つの表情が違って、自然な艶と光沢はコートの高級感をアップします。使い込むほどに味わいが深まる素材ですので、本水牛釦でお仕立てしたコートは愛着の有る1着となる事でしょう。

ピックステッチは衿やポケット周りに入れるハンド風ステッチで、コートの表情に高級感・おしゃれ感が出ます。 特に無地の生地のアクセントとして、お勧めのオプションです。

オーダースーツで楽しむ色々なオプションがオーダーコートでも楽しめますので、 是非この機会にオーダーコートにも取り入れて拘りの1着をお仕立てください。


※このページの表示価格は全て税抜き(本体価格)で表示しております。

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