スーツスタイル着こなしのポイント 服地編:タリア ディ デルフィノ
■2106年秋冬スタート! タリア ディ デルフィノ:Tallia di Delfino
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9月も中旬となり秋らしい天候になってきましたが、皆さまいかがお過ごしですか?
今回は、2016年秋冬よりビッグヴィジョンで取り扱いをスタートしました『タリア ディ デルフィノ』のご紹介をいたします。
世界的に有名なミル(生地の織元)が集まるイタリア北部、スイス国境に近いビエッラ地区。 『タリア・ディ・デルフィノ』は20世紀初頭(1903年)この地区の北西部ストローナに誕生しました。
当初からヨーロッパのトップテーラー向けに高級服地を生産するメーカーとして高い評価を受け、現在も歴史・伝統に育まれた技術に加え、最新のテクノロジーをバランス良く融合した、最高級の生地を作り出すイタリアを代表する生地メーカーとして不動の地位にあります。 ゼニア、ロロピアーナ、と並びイタリア3大ミルと呼ばれ、オーダースーツ ファンから熱いエールが送られています。
ゼニア、ロロピアーナを取り扱っているので、ビッグヴィジョンではビエッラ地区のミル(生地の織本元)の生地は、追加する必要はないのでは?
そう思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
『タリア ディ デルフィノ』は品質の高さはもちろん、クールでスタイリッシュな色柄・素材感、歴史・伝統・服地に対するリスペクト・愛情といった要素を備えた、優れたミル(生地の織元)です。良い生地を展開し、お客様の選択肢を増やすことはサービスの向上につながると考え、2016年秋冬より取り扱いをスタートしました。今年は是非一度『タリア ディ デルフィノ』のコレクションをチェックしてみてください。 艶感のある光沢感はもちろん、大人っぽいカラーリング、素材感に魅了されることでしょう。
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■今年のトレンドはまさに『タリア』が 一番得意なゾーンです。
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ファッション誌の情報では2016年秋冬のトレンドは、ここ数年の傾向と同じウインドペンとされています。ただ、昨年までの様にインパクトのある明快なウインドペンではなく、 歴史、伝統を感じさせるヴィンテージ感のあるチェックがトップトレンドです。まさにタリア ディ デルフィノが得意とするゾーンです。
高い品質の原糸に絶妙な色合いでのトップ染(先染め)を施し、それらの糸を品よくコーディネートして織り上げていく。先染めの特徴を効果的に活かし、高級感のあるミクスチャー、メランジュ(いろいろな色調を微妙に組み合わせた)といったトレンド要素満載の大人のファッション(おしゃれ)を表現する生地です。
以下に、2016年秋冬のファッション カタログのコーディネートを基に、その素晴らしいタリア ディ デルフィノの世界をご紹介いたします。また、それぞれの生地画像も掲載いたしますので、是非ご覧ください。
他の生地をお選びいただくにしても 今年の生地選びの参考になること間違いありません。
→2016年秋冬カタログページ
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■お値段はお仕立て上がり88,000円です。
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気になるお値段ですが、 お仕立て上がり88,000円と 生地商社、販売部門、縫製工場といった多彩な企業で構成されている ビッグヴィジョングループが総力で取り組むことで、百貨店、有名専門店、セレクトショップに比べお買い得な価格が実現しました。
ゼニア、ロロピアーナのコレクションに加え『タリア ディ デルフィノ』のイタリア3大ミル(織元)の服地が揃いました。お求めいただきやすい価格帯でイタリアの一流品の生地を比較しお仕立ていただけます。今年の秋冬は是非イタリア服地の世界をご堪能いただき、ワンランク上のスーツスタイリングを楽しんでください。
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グレーベースのミクスチャー ウインドペン K16-8697
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タリア ディ デルフィノ × ダブルブレスト
少し重みを表現したいけども、あまり偉そうな印象ではなく、洗練された、軽やかさも印象付けたいな、、、
トレンドのダブルブレストスーツですが、さし色としてオシャレ感を感じる落ち着いたパープルを効果的に使いました。マイクロチェックのミクスチャーグレー(グレーを濃淡で配色)にパープルのシックなウインドペン。イタリアの服地ですが、クラシコタイプではなく、少しクールなモダンブリティッシュモデルにしました。ウインドペンの色を意識しネクタイ、シャツ、チーフに使いクレバー印象な中にも軽さ、オシャレ感が光ります。
早くも注文が多数入っております。関心のある方は品切れにならないうちに生地をご確認ください。
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ブルーグレーのメランジュチェック K16-8698
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タリア ディ デルフィノ × マニカカミーチャ
アフター5でお洒落を主張するスーツを着たいけど、商談・プレゼン・会議と仕事上『できる男』イメージも外せないな、、、
ブルーグレー、ネイビー、パープルのメランジュチェック(小柄の複雑な色調のチェック)にペールトーン(明るい)のブルーシャツ、紺のソリッドタイをコーディネート。肩パットを使わないクラシコイタリア(マニカカミーチャ)モデルを使用しソフトな印象に仕上げました。色の印象はクールなビジネスイメージですが、適度な遊び感覚を感じさせる洗練された大人のスーツです。
秋の落ちつた街並みを背景に大人のおしゃれをさりげなく主張する、都会の男を印象付けるスーツです。ベストを付けて、3ピースにしても良いですし、ジャケット、スラックスとセパレートで着ても着れますので、裏地、ステッチ、釦にこだわってオーダーしても楽しいですね。
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■ タリア ディ デルフィノ 2016秋冬 コレクション ■
Wool 100% Super130'S |
落ち着いたウインドペン、少し小さめのチェック、オーソドックスなヘリンボーン、上品なストライプ、艶感のある無地、と多彩なバリエーションの2016年秋冬コレクション。ダブルブレストスーツ、スリーピースといったクラシック回帰のファッショントレンドに最適です。それぞれの画像を是非チェックしてください。
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ブルーグレー(青みがかった灰色)ウインドペン(40mm×50mm)
紺とグレーの良い所取りで、上品でセンスの光るスーツに仕立て上がります。洗練された適度なトレンド感がポイントです。 |
グレー ウインドペン
(40mm×50mm)
パープルの格子が若々しくお洒落な印象です。パープルのネクタイをアクセントにコーディネート、遊び感覚を適度に演出します。
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濃紺 チェック (4mm×5mm)
ビジネスも、カジュアルもOK。スーツでも単体でも着用できる、コーディネートの巾が広がる1着です。できる男プラスおしゃれな男をバランスよく表現します。
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グレー チェック (4mm×5mm)
青・紫・緑と様々な色の要素を取り入れて織り上げた深みのある濃グレーのチェック柄。落ち着いたモノトーン コーディネートでまとめてもスタイリッシュに決まります。 |
紺ヘリンボーン (8mm)
紺無地と並ぶ、オーソドックスでオールマイティーな紺のヘリンボーン。ブルー系でまとめても、イタリアを意識して茶のネクタイをアクセントにしてもお洒落です。 |
グレーヘリンボーン (8mm)
インナーをブルー紺でまとめ爽やかさを表現しても良いですし、白シャツと合わせ清潔感のあるコーディネートしても決まります。ベーシックですがコーディネートの巾が広い1着です。
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濃紺にダークなオレンジ、パープルのストライプを施したオルタネイト(複合)ストライプ (10mm)
控えめなさし色が印象的な、落ち着いた大人のストライプ柄。ダークな色調のなかにもエレガントなイメージを醸し出します。
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グレーに紺のオルタネイト(複合)ストライプ (10mm)
さりげなく施された、遠目には巾広のストライプに見える、控えめなブルーのストライプがセンスの良さを感じさせます。エクェクティブなスーツスタイルに最適です。
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濃紺に少し明るいブルーのオルタネイト(複合)ストライプ (10mm)
2種類のラインが交互に入り、さらに微妙な織の変化も加えられた、凝った織組織のストライプです。クラシカルな雰囲気の中に奥行きを表現した柄です。
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濃紺にパープル、濃茶のストライプ (9mm)
濃紺にダークな茶色、控えめなパープルのストライプが施されたストライプ。ブルーのシャツで爽やかさを演出、白シャツで落ち着きを表現、いろいろな表情を楽しんでください。
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グレーにダークなパープルのオルタネイト(複合)ストライプ (9mm)
グレーをベースにダークなパープル(濃紫)ストライプがさりげなくアイキャッチするお洒落な柄です。インナーのコーディネートはブラウン系、ブルーどちらでもまとまります。
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黒 ピンストライプ (10mm)
クールな印象のブラックに、少し巾広のクラシックなイメージのピンストライプ。品質の良い服地ならではの光沢感は、艶感のあるダークスーツが好きな方にはたまらない輝きです。
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濃紺 ピンストライプ (10mm)
基本の濃紺にブルーのピンストライプ。このようなスタンダードな柄こそ素材の良さが解ります。白。ブルーのシャツで爽やかにコーディネートしてください。
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黒 無地
無地は品質の良し悪しが一目でわかる基本の柄です。タリア ディ デルフィノのSuper130'Sですから品質は申し分ありません。仕事、セレモニーとオールマイティにお使いいただける黒無地柄です。
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濃紺 無地
オーソドックスなスーツの定番中の定番 紺無地です。「今更紺無地なんて、、、」とお考えの方も、優しい艶の有る光沢感、滑らかな手触りのこの生地を手に取っていただくと、心が動くこと間違いありません。
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濃グレー 無地
紺無地と並んで定番、濃グレー無地です。トレンドを意識してスリーピースがお勧めです。落ち着いたイメージのスーツスタイリングに最適ですし、ベスト、スラックスと単品でも活用できますのでコーディネートの幅が広がります。
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濃茶 無地
様々な茶色がありますが、あまり茶色が前に出ない、癖のない自然な色合いのグレーッシュブラウンはいかがですか。インナーはシックに茶系でまとめるのも良いですし、ブルーのシャツをコーディーネートして「アズーロ・エ・マローネ」の組合わせもおしゃれです。
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スマートなオーダースーツスタイル
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今回は2016年秋冬から取り扱いをスタートした『タリア ディ デルフィノ』をご紹介いたしましたが如何ですか。これによりイタリア ビエッラ地区3大ミルのコレクションが揃いました。
『エルメネジルド・ゼニア』がお好きな方、『ロロピアーナ』がお好きな方、『タリア ディ デルフィノ』がお好きな方、お好みはいろいろあると思います。 「今年の『タリア』は私の好みにピッタリだな〜」と、それぞれ比較しながら決めていくのも楽しいものです。
ビエッラにはこのほかにもコストパフォーマンスに優れたキャノニコといった優れたミルもございます。 →キャノニコ
シーズンによって、それぞれのブランドの特徴の発見があるかと思います。 伝統、歴史、技術革新、いろいろな要素で生地は出来上がってきます。それぞれのブランドを比較し、楽しみながら決めていただければ幸いです。
ビエッラ、ミルと文中でお話ししました用語は以前の生地紹介ページでご説明しております。
こちらをご参照ください。
→ビエッラ(ビエラ)
→ミル
オーダースーツは、従来の様にサイズを合わせてお作り頂くイージーオーダー(サイズフィット)から、お客様の イメージ、スタイリングをオーダーして頂くビスポークテーラー(イメージフィット)へと変わってきました。
お客さまだけの1着をお仕立するオーダースーツ。ビジネスのユニフォームではなく、こだわりの スタイルを表現するファッションアイテムとしてご活用ください。これからも、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
MD 玉岡
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