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スーツスタイル着こなしのポイント サイズ編:スラックス


スラックスのスタイリッシュな着こなし:サイズ編
 ビッグヴィジョンは『頑張るビジネスマンを応援します!』をモットーに、身体に合ったサイズはもちろん、お客さまのイメージをカタチにしてお届けしたい、と考えています。時代に合わないデザイン・着こなし、ひとりよがりの『おしゃれ』で失敗しないよう、いま一般的に標準・基準と言われている、スーツのサイズの基本をご紹介します。

・すでにたくさんのスーツをお持ちで、バリバリ活躍されている方
・この春入社予定、さまざまな分野にトライしていくフレッシャーズの方
・卒業を控え、社会に打って出ようと就活の準備されている方々


 といった方々の、オーダーされるときの参考にしていただければ幸いです。

 前回は上着(ジャケット)着こなしサイズイメージをご紹介しましたので、今回はスラックス編をご紹介いたします。スーツスタイルで約半分の面積をを占めるのがスラックスです。また、これから暖かくなってきますと上着(ジャケット)を脱ぐ機会は増えてきます。爽やかさ、アクティブさ、スマートさを演出するにはカッコイイ シルエットのスラックスが重要なポイントとなります。
 そこでスタイリングの基本とトレンドをご紹介いたします。適正なサイジングでスマートなスラックススタイルをお楽しみください。

→上着(ジャケット)のスタイリッシュな着こなし:サイズ編
→スーツスタイル着こなしのポイント サイズ編:ベスト Vest(ジレ Gilet)
→スーツスタイル着こなしのポイント 服地編:イタリア
■スラックス丈 (長さ)
 スラックスの長さ(丈)は個人の好み、好き嫌い、といえばそれまでですが、やはりスーツは『ビジネスの大事なツール』です。自己演出、自分のイメージ、を意識していくことも大事です。
 最初にスラック丈(長さ)です。

@ ワンクッション
裾が靴の甲に当たり1折り(ワンクッション)できるくらいの長さ
A ハーフクッション
スラックスの裾が靴の甲に触る程度の長さ
B ノークッション
スラックスの裾が靴の甲に当たらない、少し短めの長さ

と、3種類の長さのパターンがあります。オーソドックスなイメージですと@がベストと言われていましたが、トレンドはAです。Bはカジュアルイメージが少し強くなりますので、若さ、カジュアルキャラを強調したいときにお使いいただくと効果的です。
 いずれにしろ登場するシーン、お会いする相手、演じるべきキャラを考え決めていくことをお勧めします。ファッションの基本は心配り、自分のことだけではなく周辺へのさりげない気配りがカッコイイ ジェントルマンのポイントです。
・ワンクッション


拡大

従来はこの長さが多数派とされてきました。裾の幅とも関連しますが(ちなみにこのパンツの裾幅は21cmです)裾幅が狭くないパンツですと、従来の基本通りワンクッションが良いのではないでしょうか。

・ハーフクッション


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こちらはワンクッションより少し短めのハーフクッション(靴の甲に触る感じの長さ)です。同じ長さでも、靴の形、裾の幅によって変わってきますので。一番よく合わせると思われる靴で採寸することをオススメします。
 今、一番多くの方に好まれている長さです。

・ノークッション


拡大

裾が靴の甲に当たらない短めの長さです。カジュアルな印象となり、ビジネスシーンでは避けた方が良いと言われてきましたが、パンツたるみなくスラッと良く見えるので最近はビジネスコーディネートに取り入れている方も多いです。いずれにしろ裾幅、靴の形とのバランスが重要です。(このパンツは裾幅18cmです)

■わたり幅(スラックスのシルエット)
 太さ、細さはスラックスのシルエット(顔)と言える部分です。最近はスーツシルエットのスマート化が進み全体的に細くなっています。『わたり幅』あまり聞かれたことがない言葉だとは思います。スラックスの足のつけ根の幅のことを言います(写真のオレンジの点線部分)です。スラックスの細さ、太もものシルエット、ゆとりを表します。
 自然に立った時にポケットが開かないぐらいのゆとりがある幅が適正とされていますが(上のスラックス丈の画像)、最近は横の画像のように少しタイト目の若干ポケットが開いているぐらいの細さのパンツの方をよく見かけます。若々しいスタイリングで、シルエット的にもかっこ良く、オススメです。しかしながら、股部分がシワになりやすく、ヒップのポケットにモノが入れにくくなりますのでお気を付けください。
 そうです!上着(ジャケット)同様、ストイックな努力・我慢なくしてはスタイリッシュにかっこよく着こなせません。。。
・ゆとりある『わたり幅』
一般的な適正なゆとりの『わたり幅』は、自然に立った時にポケットが開かずきれいに収まるかどうかでわかるとされています。(左の写真)仕事柄PCに向かって座り仕事が多い方は履き心地、生地へのストレス、シワを考えこのようにゆとりあるサイジングが良いでしょう。
・少しタイトな『わたり幅』
上着(ジャケット)を『ジャッカストラパーダー』に仕上げて、スラックスもスマートにしますと左の写真のように、自然に立った時も少しポケットは開き気味になります。う〜ん、スタイリッシュに装うためには少しぐらいのきつさは我慢です。ただ、股部分がシワになりやすいのでこまめなアイロンワークをお忘れなく。あまりデリケートな服地も避けた方が良いと思います。
 個人差がありますが、ウエストが80cmの方ならヒップはだいたい92cmぐらい、92÷3≒31cmこれより細い『わたり幅』はいくら細身が好きな方でも危険なサイズだと思われます。
■ウエストサイズ(ゆとり)
 スラックスのウエストサイズは少しゆとりがあったほうが、着易いですし美しく見えます。画像のように手のひらが自然に入るくらいのゆとり感が良いとされています。
 立っているときと、座っているとき、空腹時と満腹の時、一定でないのがウエストのサイズです。下に着るシャツ、下着といったアイテムにも影響を受けます。採寸の時はいつも来ているシャツ姿で採寸される事をおすすめします。

 そこで豆知識です、経験則ですが人間の身体は肩幅、尻廻り(ヒップ)はそんなに変化しないですが、ウエストはわりと良く変化します。オーダーではヒップに合わせて作りますので、ウエストの変化に合わせて修理することで、長く着ることが出来ます。(腰裏に余裕の生地があればウエストは出せますが、縫い跡が少し残ることもあります。気になるかどうかはl個人差があります。)
スマートなオーダースーツスタイル

 オーダースーツは、従来の様にサイズを合わせてお作り頂くイージーオーダー(サイズフィット)から、お客様のイメージ、スタイリングをオーダーして頂くビスポークテーラー(イメージフィット)へと変わってきました。

 ご発注される方は人生のそれぞれのシーンで主役を演じるアクターですが、演出する演出家でもあり、展開を考えるライターでもあります。これから出演するシーンを考え、より良いパフォーマンスを演じるべく衣装を準備することも、楽しい作業です。
 自分だけの1着をお仕立するオーダースーツ。ビジネスのユニフォームとしてではなく、スタイルを表現するファッションアイテムとしてご活用ください。テーラードファッションをより楽しんでいただけると思います。

 前回の上着(ジャケット)編に続き、スラックスのサイズ編をご紹介いたしました。今後も補正(カスタマイズ)編、ベスト編、とご紹介してまいります。
 お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

      MD 玉岡


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